2019年 02月 04日
控訴棄却
去年6月、裁判員として参加した
覚せい剤密輸事件。
私たちの出した判決は懲役8年の実刑だった。
実はその後、被告人は控訴していた。
判決に不服があったため、高等裁判所へ
判決に不服があったため、高等裁判所へ
審理のやり直しを申請したのである。
すでに判決公判後、裁判長から
すでに判決公判後、裁判長から
「控訴の可能性が大」だと聞いていたため
私は最後まで見届けることを決めていた。
私は最後まで見届けることを決めていた。
統計上、控訴審は過半数が3ヶ月以内に終わり
半年以内には9割が終わるようである。
ということで、私はそれから毎月
この控訴審の日程を裁判所に問い合わせた。
けれど3ヶ月が経っても日程は未定のままで
半年が過ぎた昨年末になっても
半年以内には9割が終わるようである。
ということで、私はそれから毎月
この控訴審の日程を裁判所に問い合わせた。
けれど3ヶ月が経っても日程は未定のままで
半年が過ぎた昨年末になっても
まだ決まっていなかった。
そして年が明けた1月下旬
ついに判決公判の日時が決定した。
それが2月1日、10時20分からだった。
ついに判決公判の日時が決定した。
それが2月1日、10時20分からだった。
さっそく携帯のカレンダーに予定を入れた私は
会社にも当日の時間休届を出した。
朝、会社に出社し途中で外出する届だ。
仕事が休めないという裁判員友の彼女には
「大丈夫!私がしっかり見て来るよ」
とメールまでした。。。
がぁ~!!
私は今も、自分で自分が信じられない。
ありえない大ポカだ。。。
私は今も、自分で自分が信じられない。
ありえない大ポカだ。。。
2月1日当日、私がそのことに気づいた時
時計はすでに11時40分をまわっていた。
あろうことか!
私は裁判所に行くことを忘れていたのである。
え~~~~!!!ウソ。。。
あれほど待っていた判決の日だったのに
綺麗サッパリ頭から抜けてしまったなんて。
ありえない。。。
時計はすでに11時40分をまわっていた。
あろうことか!
私は裁判所に行くことを忘れていたのである。
え~~~~!!!ウソ。。。
あれほど待っていた判決の日だったのに
綺麗サッパリ頭から抜けてしまったなんて。
ありえない。。。
思えば朝目覚めた時から、この日の予定は
深夜のサッカー決勝の応援だけだった。
頭の中はアジア杯でいっぱいだったのである。
どれだけ嘆いたところでどうしようもない。
周りのみんなが心配するほど慌てた私だったが
気を取り直して高等裁判所へ電話をし
判決内容を教えてもらうことにした。
周りのみんなが心配するほど慌てた私だったが
気を取り直して高等裁判所へ電話をし
判決内容を教えてもらうことにした。
電話に出た女性は、ただ一言
「棄却です」と言った。
控訴棄却・・・
控訴棄却・・・
「第1審の判決に誤りがないものとして
原判決を維持する」
原判決を維持する」
つまり、私たちの出した判決は
そのままでいいと認められたのである。
あ~!良かった♪
この先、上告はできないと思われ
彼の刑は事実上確定となった。
私たちが真剣に討論し、出した結論である。
それが覆されることなく認められたことは
嬉しいことだ。
これでやっと、本当に
それが覆されることなく認められたことは
嬉しいことだ。
これでやっと、本当に
私の裁判員としての仕事が終了した。
改めて、やり遂げた感でいっぱいだ。
改めて、やり遂げた感でいっぱいだ。
ホントは判決公判に立ち会いたかったけれど
一応見届けたんだから良しってことで。
一応見届けたんだから良しってことで。
お疲れ様~!私♪
by shi_chan1024
| 2019-02-04 23:26
| しーちゃんて・・・
|
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