2018年 07月 06日
裁判員やってきた 完
裁判員5日目は最終日。
いよいよ判決の言い渡しである。
この日も公判は午後からだったため
午前中は会社に行った。
いよいよ判決の言い渡しである。
この日も公判は午後からだったため
午前中は会社に行った。
判決宣告は時間にして15分ほどである。
証言席に座った被告人に裁判長が告げた。
「被告人を懲役8年及び罰金300万円に処する」
通訳されると、被告人はフリーズした。
証言席に座った被告人に裁判長が告げた。
「被告人を懲役8年及び罰金300万円に処する」
通訳されると、被告人はフリーズした。
さらに勾留されていた
270日を懲役刑に参入すること。
罰金を払えない時には1万円を1日に換算し
その期間、労役場に留置すること。
覚せい剤4袋は没収することを言い渡した。
つまり彼の場合、罰金を全く払えなければ
300日長く刑務所に入ることになる。
罰金を払えない時には1万円を1日に換算し
その期間、労役場に留置すること。
覚せい剤4袋は没収することを言い渡した。
つまり彼の場合、罰金を全く払えなければ
300日長く刑務所に入ることになる。
その後、裁判長から
この判決に至った理由が述べられた。
私はこの間ずっと被告人を見つめていた。
この3日間いつも無表情な彼を見てきたが
この日の彼は落ち着かず、頭を抱えてみたり
目頭を押さえるようなしぐさを繰り返した。
初めて自分のしたことの重大さに気付いたか。
この判決に至った理由が述べられた。
私はこの間ずっと被告人を見つめていた。
この3日間いつも無表情な彼を見てきたが
この日の彼は落ち着かず、頭を抱えてみたり
目頭を押さえるようなしぐさを繰り返した。
初めて自分のしたことの重大さに気付いたか。
最後に裁判長から控訴について説明されると
被告人は大きく頷いていた。
被告人は大きく頷いていた。
こうして私の裁判員としての仕事も終了した。
評議室に戻ると裁判長から記念品を頂いた。
感謝状とバッジである。
「次回は是非、殺人事件で来て下さい」
裁判長は笑顔でそう言ってくれた。
評議室に戻ると裁判長から記念品を頂いた。
感謝状とバッジである。
「次回は是非、殺人事件で来て下さい」
裁判長は笑顔でそう言ってくれた。
バッジには裁判員制度開始当初こそ
シリアルナンバーが入っていたそうだが
残念ながら現在のものにはない。
けれどこのバッジ自体も在庫が少ないそうで
近い将来、無くなるかもしれないらしい。
シリアルナンバーが入っていたそうだが
残念ながら現在のものにはない。
けれどこのバッジ自体も在庫が少ないそうで
近い将来、無くなるかもしれないらしい。
もらえただけラッキーかも♪
最後に、裁判員の記者会見があった。
人生の中でそうそう経験することの無い
記者会見である。
顔出し、録音NGとした上で、私を含む
希望者のみ6名が出席することにした。
TVや新聞社など10社が待つ別室へ移動し
私たちは全員が3つの質問に答えた。
私たちは全員が3つの質問に答えた。
そして私の言葉は
夜にはしっかりネットに出ていた。。。
今回の事件の判決が載った記事。
実は新聞だけでなく
ネットやTVのニュースにも相当数出ていた。
終わってみれば5日間はあっという間だった。
毎日がとても楽しく
本当にいい経験をさせてもらった。
機会を与えていただいたことに心から感謝。
本当にいい経験をさせてもらった。
機会を与えていただいたことに心から感謝。
裁判長、裁判官の皆さんに感謝。
裁判員仲間の皆さんにも感謝。
そしてもちろん快く送り出してくれた
会社の皆さんにも感謝である。
本当にありがとうございました。。。
そしてもちろん快く送り出してくれた
会社の皆さんにも感謝である。
本当にありがとうございました。。。
最近、裁判員の辞退者は7割にものぼるそうだ。
経験した私に言わせれば、本当に残念なことだ。
確かに事情はそれぞれだとは思うが
多少の無理をしても是非前向きに考えるべきだ。
間違いなく「やって良かった」と思うはず。
せっかくの機会を逃してはダメ~!
経験した私に言わせれば、本当に残念なことだ。
確かに事情はそれぞれだとは思うが
多少の無理をしても是非前向きに考えるべきだ。
間違いなく「やって良かった」と思うはず。
せっかくの機会を逃してはダメ~!
そして私は今度こそ、殺人事件をお願いしたい。
by shi_chan1024
| 2018-07-06 23:59
| しーちゃんて・・・
|
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