「知ったか」A君

予想され、恐れていたことが起きた。
A君の大ポカである。
3月はほとんどの会社が決算月であり
3月か、4月か・・・では大きく違う。

そんな中、納期確認の電話を受けたA君。
「3月中に確実に入りますよね?」
とのお客さんからの念押しに
「はい、入ります」
と答えた。
何を根拠にそう答えたかは分からないが
彼はどこにも訊くことなく勝手に答えた。

ところが、いざ工場に確認すると
3月中には無理との回答があったらしい。
当然その旨をすぐにお客さんに連絡すべきだが
A君はこれをしなかった。
「連絡しようと思ってたけれど忘れた」そうだ。
今週に入り、再度お客さんから確認の電話があり
困ったA君はここで初めて部長に報告した。

すぐに部長がお客さんに連絡し
お詫びと共に納期が4月以降になることを告げた。
怒られたことは言うまでもないが
話はそれで終わらなかった。

来年度では予算が組めないお客さんが、今度は
昔の担当者であるうちの支店のK支店長に連絡し
「何とかしてくれ」と訴えたのである。
その結果、K支店長が工場長に掛け合い
どんどん大事になってしまった。

在庫のある部品なら即納も可能だが
製作部品となると、物によっては時間がかかる。
3月中は工場もいっぱいいっぱいであるため
どうなるかは分からない。
もちろん、A君は部長から厳重注意を受けた。

新入社員研修時から有名人であったA君だが
これでまたさらに名前を売った。
本人はさぞかし凹んでいるかと思いきや
いつもと全く変わらないA君であった・・・。

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by shi_chan1024 | 2018-03-08 23:59 | 会社・転職 | Comments(0)