遺産の行方

先週亡くなった伯母は日曜日に火葬され
とりあえずは一段落したとの報告が
叔父夫婦から母のところへ入ったそうだ。
それは何よりと、安心できるかと思えば
これがとんでもないことになったらしい。

伯母が九州に戻ったのは父が亡くなった翌年である。
伯母を親と認めていない娘夫婦とは同居せず
結局、一緒に住んだのはその息子だった。
伯母にとっては孫となるわけだが
彼はバツイチで、引き取った息子と暮らしていた。
つまり、伯母は孫と曾孫と3人で生活していたわけだ。
もちろん娘夫婦も近所には住んでいる。

けれど、実際のところ
伯母の世話を1番したのは叔父夫婦である。
伯母は毎日叔父の家でお風呂に入り
入院してからは叔母が病院に通った。

伯母に財産は無く、あるのは生命保険だけだった。
こちらにいた時はその受取人を私の母にしていて
葬儀にはそれを使ってほしいと言っていた。
けれど最終的に九州に戻ることにしたため
のちに保険の受取人は変更された。
これが、何だかんだと世話になる叔父ではなく
伯母は孫を指定したのだった。
ここまでは別に驚く話ではなく、問題も無い。

ところが、こともあろうに
その孫が去年の暮れに自殺してしまったのである。
そのため、受取人を再度変更しようとしたが
その時にはすでに伯母の意識は無く
本人の意思確認ができないため叶わなかった。
そして先週、伯母は亡くなった。

伯母の生命保険金は300万ほどだった。
けれど、その受取人である孫は死亡しており
当然の如くそれは曾孫に相続された。
そこへが登場したのが孫の別れた元妻で
曾孫を引き取ることになった。
それも思いがけず300万の遺産つきである。
当然、叔父夫婦たちは
少し置いて行くようにと説得したが
全く聞く耳を持たない元妻は
その全額と曾孫を持って行った。
叔母曰く「どうしようもなく頑固でヘンな女」らしい。

実際、病院の支払いを始め、葬儀費用や
この先は四十九日の法要と納骨がある。
田舎であるため、法要はきちんと行ない
お坊さんを呼べばかなりのお金がかかると言う。
当然一周忌、三回忌・・・と、これからも続く。
これらは伯母が亡くなる前に
下ろしておいた預金80万円から使うことになるが
とても十分とは言えないだろう。

元妻には呆れたが、遺産が無くても揉めるとは・・・
保険の受取人は、くれぐれもよぉ~く考えた方がいい。
私も今一度、書類を確認しておこうと思った。
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by shi_chan1024 | 2015-02-26 23:59 | しーちゃんファミリー | Comments(0)