孫誕生物語3 「いよいよ出産」

結局、分娩室に移動したのは11時半前である。
傍らには息子が付き添い
私はビデオカメラマンとして立ち会った。

分娩室には嫁を入れて8名が集まった。
いよいよ産まれる直前まで
嫁を励まし看てくれたのは助産師2名である。
さらに研修生2名が見学のために立ち会った。
大きな病院にはよくあることだ。

ここまで来れば
あとは何も考えず、息めばよい嫁だった。
ところがこの段になって
陣痛の間隔がやたらと長くなってしまった。
分娩にかかった時間のほとんどが
待ち時間だと言っても過言ではないだろう。
8人はただただ陣痛が来るのを待った。

痛みが訪れると、嫁は声を出しながら息み
「声を出さないで!」
と何度も注意された。
声を出せば息む力が弱くなり
結局はお産が長引くことになる。
そして12時18分、息むこと7回目?
待ちに待った赤ちゃんがやって来た。
首にマフラーの如く
へその緒を2周も巻きつけながら
それでも先生も驚く元気ぶりである。

私はそこまでの一部始終を撮影したが
その瞬間はさすがに涙がこぼれた。
元気に産まれて来てくれたことがただただ嬉しく
大きな声で泣いてくれたことが有り難く
涙がポロポロポロポロ・・・大泣きである。
今回私の願いはただ1つ
赤ちゃんが生きて出て来てくれることだった。

その後、赤ちゃんはすぐに嫁のおなかに乗り
それから2時間、カンガルーケアだ。
体重測定もそれが済んでからで
実際その間に2度もウンチをした孫は
その分体重が軽くなったと思われる。

無事に誕生した、体重2818g、身長51cm
頭囲33cm、胸囲36cmの女の子。
名前は「R」である。
たまたま娘の息子凛太朗と
同じ頭文字となったが
こちらはかなり変わった名前で
ハッキリ言って呼びにくい。

とりあえず全てを見届けたので
私はフラフラしながら会社へ向かった。
有休を取ってはいたが、どうしてもこの日
年金事務所へ持参提出しなければならない
書類があったためである。
会社へ寄り、書類を年金事務所に届けると
そのまま帰宅し、爆睡した。

長い長~い感動の1日が終わった・・・。

完。
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Commented by かりん at 2014-07-11 07:34 x
お疲れさまでした。
そして目出度く婆ちゃんデビューをはたされ
おめでとうございます。
ここに来るまでに大きな試練がありましたが
私の胸のうちも日記を読みながら共に心痛でした。
今、長い陣痛時間を経て無事赤ちゃんが産まれたことに感激です。
これからは育児の話もでてきそうですね。
楽しみにしています。
Commented by shi_chan1024 at 2014-07-12 00:38
ありがとうございます。
本当に・・・思うところは山ほどありますが
今は素直に孫の誕生を喜びたいです。
早くも明日・・・じゃなくてもう今日だ。。。嫁は退院します。
その前に私の母を連れて病院まで行く予定です。

かりんさんももうすぐです!
お嫁さんの無事の出産をお祈りしています。
かりんさんも頑張れ~!
by shi_chan1024 | 2014-07-10 23:11 | しーちゃんファミリー | Comments(2)