つぶやきしーちゃん

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傷ついた出来事

一般病棟で娘が入ったのは
新生児や産後の母親たちのいるフロアではなく
娘のような患者が過ごす個室だけのフロアだ。
当然赤ちゃんの声が聞こえることはなく
娘は静かな環境の中で1週間過ごした。

当初娘婿は、娘の体調が落ち着けば
すぐにでも凛太朗に会わせたいと考えていた。
ところが1日目は腸の働きが悪い状態で
娘は吐き気と闘い続けていたため断念。
結局、対面は手術から6日目になった。

凛太朗はその間、霊安室の冷蔵庫にいた。
娘婿は毎日会いに行き、3日目には
退院時に着せようと用意していた
娘婿の両親が買ってくれていた服を着せた。
亡くなって1日1日と日が経っても
凛太朗の状態はほとんど変わらず
むしろ顔はスッキリし微笑んでいるようだった。

初対面の夜
娘の病室にやって来た凛太朗は
元気な赤ちゃんと同じように
看護師さんに抱かれていた。
冷たくなった自分の息子との対面は
見ているのも辛く病室にいた全員が涙した。
凛太朗に謝ることしかできない娘に
ただただ泣くことしかできない私・・・。
今回だけは神様を恨んだ。

少し気持ちが落ち着くと
娘は本当に男の子なのか確認したいと言った。
ボタンで呼ぶと看護師さんはすぐに来てくれ
娘の希望を叶えてくれた。
「ちょっと寒いけどごめんね~。
ママにちゃんと見てもらおうね~」
と話しかけながら紙おむつを外してくれた。
彼女の接し方は、連れて帰る時も
生きている赤ちゃんの如くだった。

娘は翌日も凛太朗に会いたいと言った。
ところが前日の看護師さんと違い
しばらくして連れて来られた凛太朗は
小さなベビーカートに寝かされていた。
それも全身をシーツにスッポリ包れたまま・・・。
何とショッキングな姿だろう。
どっちが頭か足なのかも分からない。
シーツを開くと顔の上にも白い布があった。

確かに凛太朗は亡くなっている。
霊安室ではこの状態で眠っているのだろう。
けれど、だからと言って
そのまま「物」扱いするのは許せない。
娘の気持ちを考えれば
そんな無神経なことができるはずがない。
そんな基本的な気遣いもできない人間に
看護師などやる資格はない。
生きていなくたって
娘夫婦にとっては大切な息子なのである。

彼女の行動に傷ついた私たちだった。
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by shi_chan1024 | 2014-04-28 23:21 | しーちゃんファミリー | Comments(0)

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