つぶやきしーちゃん

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必ず戻っておいで・・・

娘の手術が終わったあと
娘婿と私は赤ちゃんに会った。

看護師さんに抱かれてやって来た赤ちゃんは
ただただ寝ているようにしか見えず
最初に抱いた娘婿も、私も大泣きした。
赤ちゃんはまだ温かく
今にも目を開けそうに見えた。
「起きて・・・目を開けて」
私は何度も何度もそう言った。

体重2519グラム、身長51.2センチ。
手足の指が長く、娘に似たカワイイ男の子で
36週と4日での出産だった。
もっともっと小さく産まれたって
育つ赤ちゃんはたくさんいるのに・・・何で。
私たちは泣くことしかできなかった。

長い時間、交代で抱っこしたあと
看護師さんの勧めにより
手形と足形を母子手帳に押すことにした。
赤ちゃんのいた証を残すためである。
クリクリの髪の毛も少し切った。
その後、赤ちゃんは霊安室へと連れて行かれた。

こんなにちゃんとした赤ちゃんなのに
その存在はどこにも残らない。
生きて産まれて来なかったから扱いは死産。
戸籍には何も記されないのである。
それでも娘夫婦は
赤ちゃんに「凛太朗」と名付けた。

2人は凛太朗を送るためできる限りのことをした。
白い骨壺では寂しすぎると
藍色で桜の描かれた綺麗な骨壺を用意し
棺に入れる花は2人で決めたいと
店頭にいる娘婿と病室の娘がTV電話で選んだ。

さらに1人で旅出せるのは可哀想だからと
たくさんのオモチャや全員で折った折り紙
凛太朗のこれまでのエコー写真を入れたアルバム
娘夫婦それぞれから凛太朗に宛てた手紙や
私が書いた「命名凛太朗」の小さな色紙も入れた。
もちろん、ミルクも入れた。
病院で使っているのと同じ銘柄のミルク60CCを
ちゃんと哺乳瓶に作って棺に納めた。

火葬場へ向かう前には
たくさんの看護師さんや先生までもが
わざわざお別れに来てくれた。
たくさんの人に愛された凛太朗だった。

そして娘夫婦、娘婿のご両親、私、息子、母
元旦那の8人に見送られ、凛太朗は天使になった。
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Commented by taka at 2014-04-27 01:24 x
凛太郎ちゃん・・・
本当に本当に、一生分愛されて天使になったんだね

ママ、パパ、しーちゃんの深い悲しみを思うと
何故?どうして?神様、凛太郎ちゃんを返して下さい!
お願いします。。。

私の瞼は腫れあがり目は糸のようになり、まだまだしーちゃんに
かける言葉も出てきません。
Commented by shi_chan1024 at 2014-04-27 13:00
takaさん、ありがとうございます。
自分の孫のように
凛太朗の誕生を楽しみにしてくれていたtakaさん。
嬉しい報告ができなかったこと、申し訳なく思います。

幸い、娘の子宮は残せましたので
必ず凛太朗が戻って来てくれることを信じて
待とうと思えるようになりました。
今は娘が生きていてくれたことに
感謝の気持ちでいっぱいです。

だからtakaさんももう泣かないで・・・。
by shi_chan1024 | 2014-04-24 22:47 | しーちゃんファミリー | Comments(2)

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