あ~大誤算

1ヶ月と1週間が過ぎ、会社には慣れた。
けれど実際は派遣の彼女とはうまく行っていない。
たぶんこの先も無理だろう。
私はそう結論した。

この1ヶ月、彼女と仲良くなろうと頑張ってみたが
これ以上の努力はできない。
私は自分を殺し、自分でも悲しくなるほど我慢した。
何も気づかないふりをして話しかけるには
折れそうな心を奮い立たせなくてはならなかった。
でももうやめた。
私にだって我慢の限界はある。
これ以上無理をすれば私自身が壊れてしまう。

前の会社にいる時は、請求書を持って行く私に
感じよく接してくれていた彼女だった。
だからこそ、うまくやっていけるのではないかと
軽く考えていたが、甘かった。
実際の彼女はとても気分屋で気難しい人だった。
それも仕事以外のところで
私に言わせればどうでもいい部分である。

早い話が、彼女には彼女流のやり方があり
お茶出しや洗い物をその通りにできない私が
腹立たしいのだろう。
たとえば使ったタオルは1週間つけておき
金曜日にまとめて洗うのが彼女流だ。
そう聞いたので、彼女が休んだ日
私は使ったタオルを同じようにつけておいた。
すると翌日、それは1回では洗わないと言われ
露骨に溜め息をつかれた。

他にも書くのも躊躇われるような小さなことで
いちいちイヤな顔をされ溜め息をつかれる・・・。
その後からは無視されるようになり
何かを聞いても面倒臭そうに言われるだけだ。
2人で食べるお昼も口を利かず
帰りも今は向こうがわざと席を立たないので
別々に帰るようになった。

けれど私が何をしたと言うのだろう。
私自身、彼女にそんなにツンケンされるほど
悪いことをした覚えはない。
仕事で迷惑をかけてしまったならともかく
取るに足らないことで何だと言うのか。
まぁ私が嫌いならそれでも構わない。
私だって何が何でも仲良くしたいわけではない。

先週はついに私もキレた。
11時は会長にお茶を入れる時間である。
けれどちょうどその時間
彼女がその場所でガタガタやっていたので
私はてっきり彼女が入れてくれるのかと思った。
「気づいた方がやればいい」
と言ったのは彼女である。
けれど彼女がそのまま出て来たので
私は入れ替わりにお茶を用意しに行った。

ところが、ポットのお湯は
彼女が自分のお昼のレトルトを温めるために
ほとんど使ってしまっていた。
その上、水を足したお湯は60℃まで下がっていた。
「60℃じゃお茶いれられないですよ」
席に戻って私が言うと、彼女は
「え!?まだいれてなかったの?」
と露骨にイヤな顔をし、溜め息をついた。
言いたいことはあったが我慢した。
周りに男の人たちがいたからである。

そして無言で食べ終わったお昼に私は言った。
「機嫌を損ねたみたいだから言っておきます。
お茶を入れようとした時に××さんが使っていたので
終わってからにしようと思ってただけで
11時のお茶を忘れてたわけではありませんから」
彼女はブスっとした顔で言った。
「別に何とも思ってないけど。
あ~入れてなかったんだな、と思っただけ」

ここまで言いたいことも言わず私は良く我慢した。
自分で自分を褒めたい気分だ。
ホントならガツンと言ってやりたいし
モチロンできないわけではないが、私は大人だ。
2人しかいない女同士なのだから
仲良くしないよりは、した方がいいし
これからも働くのだから楽しい方がいいに決まってる。
そう思ってここまで頑張った。
でもダメだ。

そもそも、私にはそういう態度でありながら
男性に対してはニコニコキャンキャンする女など
好きになれるわけもない。
私は昔からそういう女が1番嫌いなのだ。

それでも幸いなことに、男性たちはいい人ばかりだ。
だから負けるわけにはいかない。
これからも彼女とは仕事と割り切り付き合っていく。
頑張れ!私!!
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by shi_chan1024 | 2013-10-07 21:42 | 会社・転職 | Comments(0)